空き家を賃貸する場合の3つのリスク
建物は長く使わない状態が続くと老朽化が一気に進んでしまい、湿気や害虫・垢等ですぐに人が住めなくなってしまいます。 建物を長持ちさせる一番のコツは人が使い続けることです。そのため、日常管理の手間をなくし、建物を維持する活用方法として、空き家を人に貸す方法があります。 しかし、空き家を賃貸にするにはリスクが存在します。 家を貸すということは賃貸経営をするということです。そのため、貸主としてどのような責任が生じるのか、しっかりと理解することが大切です。
賃家にする場合のリスク
1.経費がかかる
最初にリフォームが必要。
2.水道や電気のトラブル
修繕費用が家賃収入より多くなる場合もある。
3.入居者がいない場合
空室期間は収入がなく、負債だけが増えるケースも。また、その期間は日常管理も必要。
そのまま維持する場合のリスク
1.維持費がかかる
換気・通気・掃除・防犯上の管理等
2.修繕費がかかる
屋根や壁等の大規模修繕では500万円以上かかる場合もある。
更地にして駐車場として貸す場合のリスク
1.解体費用がかかる
解体費用が必要。
2.土地の固定資産税が増える
土地の固定資産税が最大で6倍になる。
賃貸より売却するのが一番おすすめ
空き家は保有しているだけで土地・建物に税金が発生します。 また、空気の入れ替えや掃除等、維持するにも手間や費用がかかるため、コストがかかる厄介者です。 もし、どこかが傷んでいて、その破損がもとで人的被害が出てしまっては、本当に大変なことになります。 そんなことにならはいようにするには、売却するのが一番おすすめです。